環境View
持続可能性を実現した秀逸の素材「ユナイトボード」。
他の素材と乾式工法で組合せ製品化することで、
結果的に使用後に分別し再生することを可能にします。
ベースとなる基材ユナイトボードの原料は、重量比で99%以上再生紙を使用しています。
他には、鉄、アルミニウム、プラスティック、樹脂フィルム等の素材を組合わせ、建具・間仕切をはじめとした製品に応用しています。
ユナイトボードには、アルミ箔全面ラミネートされた仕様と紙だけのプレーンな仕様の2タイプがあります。求められる性能によって使い分けられます。
現在双方の素材とも、完全な循環を可能としつつあります。
リサイクルは、
製品購入→使用→廃棄→回収→分別→原料化→再製品化(購入機会の創造)
というプロセスから成っています。
現在、公営賃貸住宅の一部では、使用済みフスマの廃棄に代えて、この循環により半永久的な資源循環システムを構築しております。
このプロセスには、さまざまな困難な課題がありますが、理解者、協力者の思いと連携でリサイクルの精度を高め、高度な循環工程を実現しているのです。
製品リサイクルの技術的課題は、主に下記のような点としてあげられます。
①廃棄物の発生に関して、タイミング・質・量はコントロールできない。
②回収ルートがない、または、特定できない。または、複数存在する。地域が異なる。
③素材を特定し、かつ分別できない。
④技術的に適切に再生できない。
⑤素材として再利用する為の品質と量が安定して確保できない。
⑥再生できてもコストが合わない。
主に梱包用ダンボール材については、①を除いて全てクリアしており、国内市場においてほぼ完全なリサイクルシステムが出来上がっています。素晴らしいことです。
私たちは、この社会インフラをよく理解し、自分たちの物づくりに活かし、本当の意味で環境負荷のかかりにくい、持続的循環が可能な仕組みと魅力ある「もの」の提供にチャレンジしてまいります。
環境Viewシート
環境に対する影響の評価結果です。
WR(ワールド、リデュース・リユース・リサイクル)マーク
株式会社ユナイトボードは、生産現場での検証、仕入れ先の調査など具体的な数値が検証され、リサイクルに対する積極的な取り組みが行われていることが第三者機関から客観的に評価されました。
ダンフスマは循環リサイクルシステムを構築しています
ダンフスマはリサイクルすることを前提に制作されています。使用済みの製品は回収され、素材ごとに分別され再資源化される仕組みを確立し、再び同じ製品として甦る循環リサイクルを推進しています。