《しつらえ日記》顔が見えない

直接お客様からお問い合わせをいただく事があります。

 

わざわざご連絡をいただくという事は、

困っている事があるのか

何かを探しているのか

 

電話だけでは、お客様がどのような状況なのかわかりません。

そこで話を聴く姿勢をとり、耳を傾けます。

 

どうやら今回は襖の補修をしたい様子。

以前納めさせていただいた事が調べるとすぐにわかりました。

同じ物で直したいというご希望。

 

次にどのような対応をすればよいのかです。

補修だけで済むのか

あるいは、新品に交換しなくてはならないのか

さらに耳を傾けます。

 

「本当は、こうしたかったのに・・・」がないように

ご提案をさせていただき一緒に考えます。

 

顔が見えない分 声のトーン・話すスピードをお客様に合わせて

何度もやり取りをしていると「あっ もしかすると」

こうしたいのかなと思う瞬間があります。

そこからは、トントンと話しが進んで行きます。

 

最終的に「ありがとう」とお言葉をいただくと

喜んでいただけて「ほっと」した気持ちと共に心地よさを感じます。

 

これからもしつらえが出来るよう取り組んで行きます。

 

TEAM Fusumax